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佐渡近海で採れたいご草=2025年7月23日午前8時6分、新潟県佐渡市、山崎靖撮影
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 「いーごーねーりー!」

 チャンネル登録者数が100万人を超えた新潟県佐渡出身のユーチューバー「けえ【島育ち】」さんが動画で叫び続けたことで、佐渡のソウルフードが一躍、全国区に躍り出た。その、けえさんの動画にも登場する島内のいごねり製造会社「早助屋(はやすけや)」を訪ねた。

 老舗らしい風格ある玄関ののれんをくぐると、潮の香りが漂う細長い土間が続く。奥に工場があり、さらに奥の車庫を抜けると日本海が広がっていた。

 4代目見習いと名乗る山内三信さん(54)が最初に手にとって見せてくれたのが、佐渡近海で採取したという海藻「いご草」だ。海を渡った新潟では「えご草」と呼ばれている。

 いご草を特製のドラム式洗浄機にかけて小石などを洗い落とし、直径80センチの大釜に投入して煮立てる。専用の装置で練ると、いご草がとろとろに溶けた液体になる。

 その液体をアクリル板の上で薄く伸ばし、冷えて固まったところをくるくると巻いていく。1本がちょうど60グラム前後になるという職人技だ。けえさんも動画で挑戦していたが、重さを量ったら95グラムだった。

つるっとしたのどごし

 つるっとしたのどごしと涼感…

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